はじめに
皆さんはサニゴーンの型といったらどのような型を思い浮かべるでしょうか?
きっと高いとくこうを活かしたアタッカーや固有特性のほろびのボディを活かした型が思い浮かんだと思います。
しかし今回はそのどちらでもない、新しい型のサニゴーンについて考察していきたいと思います。
サニゴーン
基本情報
種族値:60 / 95 / 50 / 145 / 130 / 30
タイプ:ゴースト
特性:くだけるよろい / ほろびのボディ
育成論
持ち物:きあいのタスキ
特性:くだけるよろい
性格:おくびょう
努力値:B4 C252 S252
実数値:135 / x / 71 / 197 / 150 / 90
技:シャドーボール / ステルスロック / かなしばり / おんねん
運用方法
今回のサニゴーンの目的は、ステルスロックを撒き、相手の技を2つ使用不能にして退場することです。
基本的に先発で繰り出し、サニゴーンが先手をとれる状況なら
1ターン目:ステルスロックを選択 相手は攻撃
2ターン目:かなしばりを選択 相手は攻撃が出せない
3ターン目:おんねんを選択 相手は別の技で攻撃 おんねんの効果でPPをなくす
という流れで起点作成ができます。
相手が物理型の場合、特性:くだけるよろいが発動するのでより広い範囲の相手に先手をとることができます。
解説
持ち物:きあいのタスキ
サニゴーンはとくぼうの種族値が高いですが、HPとぼうぎょの種族値が低いため耐久がありません。
特に今回のサニゴーンはすばやさに種族値を割きたいため、耐久はこのアイテムに任せることにしました。
特性:くだけるよろい
サニゴーンの特性は2つあり、今回は物理技を受けるとぼうぎょが1段階下がり、すばやさが2段階上がるくだけるよろいを採用しました。その理由には、
・すばやさを上げることで行動回数を増やすことができる
・採用している技のかなしばり・おんねんが相手の上から打つことで強さを発揮する技である
という点が挙げられます。
今回採用しなかったほろびのボディの効果は直接攻撃を受けたとき、自信と相手をほろびのうた状態にするというものです。
固有の特性でおもしろい効果ではありますが、今回は採用を見送りました。
有名な特性であるため、違う特性で使っていても相手に直接攻撃を躊躇させることができます。
性格・努力値
今回は持ち物がきあいのタスキであるため、耐久には振らずCSぶっぱとしました。
もともととくこうが高いポケモンであるため、とくこうに振ることで相手になるべく隙を与えないようにできます。
すばやさは上をとることが最重要であるため補正をかけて最速にしました。
すばやさラインは無振り70族と同速、くだけるよろい発動で最速110族抜き抜きまで上昇します。
技
シャドーボール
タイプ一致技です。
ちょうはつやみがわりに対抗するために攻撃技を1つ採用しました。
とくこうに努力値を割いているため、火力はかなりあります。
ステルスロック
後続のポケモンの抜き性能を高める技です。
今回のサニゴーンはステルスロックを撒くことを第1目標としているので必要な技です。
かなしばり
相手が使った技を4ターンの間使用不能にするという効果の技です。
相手の上から使うことができると強く、相手が2ターン連続で同じ技を選択していた場合かなしばりの効果で相手が攻撃できないターンを作ることができます
おんねん
おんねんを使ったポケモンが相手の技で倒されたとき、その技のPPを0にするという効果の技です。
PPを0にする効果はかなしばりの効果よりも強力で、相手が交代しても使用可能になることはありません。
また、ダイマックスに対しても有効でダイマックス技のもととなった技のPPを0にすることができます。
みちづれと効果が似ていますが、おんねんは連続で使用しても失敗することはありません。
候補技
候補技としてはリフレクター・ひかりのかべ・おにび・こらえるなどが挙げられます。
特にこらえるはくだけるよろい1回では抜けない物理型のポケモンの上をとれるようになり、その相手がこだわりスカーフ持ちであればかなしばりで完封できるので相性がいいです。
また、とんぼがえりやボルトチェンジでタスキを潰されつつ交代された時もこらえる→かなしばりが可能になります。
弱点
耐久をきあいのタスキに頼っているため、先制技や天候ダメージに非常に弱いです。
例:ミミッキュ・バンギラス
また、HPとぼうぎょがとても低いため連続技でもきあいのタスキを貫通されてしまいます。
例:ドラパルト・パルシェン